三宮駅から徒歩8分の複合温泉宿泊施設「神戸クアハウス」に行ってきました。
リーズナブルな価格帯、美肌効果の天然温泉、地下から湧き出る名水100選に選ばれた「神戸ウォーター」などで、地域の人に愛される憩いの場。
神戸クアハウスを初めて利用した僕が感動した3つのポイントは下記になります。
- 料金の安さ
- 天然温泉の質
- 神戸ウォーター
これらに加えて、初めての人向けに利用の流れを紹介します。
クアハウスが気になっている人の参考になれば幸いです。
神戸クアハウスとは?駅徒歩8分の温泉付きカプセルホテル
神戸クアハウスクアハウスは、昭和60年から創業する天然温泉とサウナ、カプセルホテルを備えた複合施設。
JR三ノ宮駅から無料シャトルバスが20~30分間隔で運航し、徒歩でも8分程度です。
感動ポイント①リーズナブルな料金設定
日帰り入浴の料金について
日帰り入浴料は大人1人通常980円です。月に数回イベントで、入館料が半額の500円になる日があります。
天然温泉に、ワンコインで入れるって、とてもリーズナブル。
▼イベントの日程に関しては、公式ホームページのイベントカレンダーで確認しましょう。
カプセルホテルの宿泊料金は4000円~
カプセルプランの宿泊料金は4000円~と安い。もちろんお風呂やサウナの利用料込みです。
仮眠室プランは予約不可
仮眠室は2500円~とさらに格安ですが、18時~のみの受付対応です。
カプセルと違い、外出は不可ですが、終電を乗り過ごした時なんかに便利なシステムのようです。団体貸し切りで埋まることもあるので、利用の際は確認しましょう。
仮眠室でのお泊りは、夕方6時から翌朝10時までのご利用となります。予約は受け付けておりませんので、夕方6時以降お越しいただいた方から順に受付いたします。
カプセルホテルとは違い外出はできません。ご了承ください。
神戸クアハウス:公式ブログ「仮眠室のご利用について」より
感動ポイント②天然温泉
地下深くから湧き出る2種類の天然温泉で、身体の芯からポカポカになります。
重曹泉
重曹泉は泉質による乳化現象で肌がスベスベになるそうで、「美人の湯」とも呼ばれています。
硼酸泉(ほうさんせん)
硼酸泉(ほうさんせん)は無色透明で無臭のお湯です。
入った瞬間から身体の芯に熱が伝わり、ポカポカになりました。新陳代謝を促進する効果が高いそうです。
露天風呂(男性限定)
露天風呂は、広々として開放的です。
屋根の構造上、景色はほとんど見えないのがちょっと残念でした。
でも、お風呂で温まった身体を冷ますのに、外気がヒンヤリとして気持ち良かったです。
炭酸泉(女性限定)
女性限定の炭酸泉はお肌の調子を整える効果が期待できるそうです。
血管拡張を促進し、肩こり、腰痛、冷え性、関節痛にも効くとのことです。女性には嬉しいですね。
神戸ウォーターの水風呂
クアハウスの水風呂は、なんと日本の名水100選に選ばれた「神戸ウォーター」のかけ流しです。
ミネラル豊富な「飲める水風呂」と言ってもいいでしょう。
不純物が少ないためか普通の水風呂よりもキメ細かく滑らかに感じ、いつもより水風呂に長く浸かれました。
水中にもぐってガブガブ飲んでみたい気分になりました。(マナー違反なので、やってないですよ!)
アツアツのサウナ
男性用のサウナは、高温に設定されていてパンチが効いています。女性用サウナは、入りやすいように中温設定と配慮されています。
サウナのすぐ隣に、神戸ウォーターの水風呂があるのが良いなと思いました。
感動ポイント③「神戸ウォーター」飲み放題
館内全ての「水」に、天然の「神戸ウォーター」が使用されています。水道水は一切使用しておらず、お風呂でも、食堂でも、ミネラルウォーターが活用されています。
お風呂に神戸ウォーターが飲めるカウンターがあったので、実際に飲んでみましたが、本当にめっちゃめっちゃ美味しかったです。
優しくて滑らかな口当たりで、水ってこんな味がするんだ、と衝撃を受けてしまいました。
かつて明治時代に神戸港が開港した時代。寄港した外国船に積まれた神戸の水が赤道を越えても味が変わらない「コウベウォーター」と呼ばれ、船乗りから特別な水として人気だったそうです。
はじめてでも安心!神戸クアハウスの利用手順を解説
初めての人に向けて、利用手順を簡単に紹介します。
まず、入口すぐの下駄箱で靴を預けて、鍵を取ります。
すぐ近くにある券売機でチケットを購入し
受付でチケットと靴箱のカギを渡して、浴室のロッカーキーと交換します。
1階奥には神戸ウォーターを使った料理が味わえる「名水レストラン」があります。
エレベーターを上がって、男性、女性、それぞれの階のロッカールームへ。
ここで服を脱ぎ、階段を上って浴槽へ行きましょう。
上の写真の階段の先にお風呂、サウナ、最上階に露天風呂があります。
こんな感じでお風呂まではたどりつけます。
雰囲気は「庶民の憩いの場」
館内、お風呂、カプセルホテルも、昭和レトロな雰囲気が漂っています。
僕が利用したのは平日の夜7時頃でしたが、50代〜70代くらいの方が多かったです。
建物全体として、かなり年期が入っている印象はありますが
昭和にタイムスリップしたような感じで、非日常が味わえました。
余談:オバちゃんに話しかけられた
クアハウスの入口近くで、知らないオバちゃんに手招きされました。
どう見ても知らないオバちゃんなので、怖くなってスルーしようと思ったのですが
猛烈に何かを訴えてきます。
恐る恐るオバちゃんの話を聞いてみました。
僕「どうしましたか?」
オバちゃん「ちょっと!あそこの車の下に猫ちゃんが隠れてるの。」
僕「あっ、そうなんですか。どこですか?」
オバちゃん「あの辺りの車の下におるよ。ひかれへんかしら。」
僕「そうなんですか。見張っててあげてください。」
オバちゃん「私、猫苦手なのよー。」
僕「(苦手?)そうなんですか。へへへ。」
という謎のコミュニケーション。
その日はあまり人と話してなかったので、ほっこりして楽しかった。
知らないオバちゃん、ありがとう。
まとめ
神戸在住5年目で初めて利用した「神戸クアハウス」。
昭和レトロと下町感にあふれていて、逆に新鮮で新感覚の世界が広がっていました。
ポカポカの天然温泉とサウナのクオリティが高いです。
皆さんも、ぜひ地域に愛される温泉でリフレッシュしてみてはいかがでしょうか。
以上です。
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