神戸の中心街三ノ宮に駅徒歩5分で行ける二郎系ラーメン店「自家製太麺 ドカ盛 マッチョ 三ノ宮店」に行ってきました。
関西には京都に一店舗あるだけの二郎ラーメン。その代わり、二郎ラーメンの影響を受けた「二郎インスパイア系」のお店なら、いくつかあるようです。
今回、人生初となる二郎系ラーメンに挑戦してきたので、「二郎系ラーメンを一度食べてみたいけど、注文方法とか雰囲気が知りたい」という人向けに、ラーメンの感想や注文の流れを解説していきます。
自家製太麺 ドカ盛 マッチョ 三ノ宮店は駅近5分
「ドカ盛 マッチョ」さんは三ノ宮駅から徒歩5分と好アクセスの立地にあります。阪急三宮駅の北側「サンキタ通り」から少し奥に入るディープな場所のため男性が多いのですが、カップルで来ている人も見かけました。
そもそも二郎ラーメンとは?
関東を中心に展開する人気ラーメン系列で、太麺、大量のアブラ、濃いスープ、大盛り野菜が特徴です。並盛で普通のラーメンの大サイズが基本と言われています。
ラーメン二郎の熱狂的なファンは「ジロリアン」と呼ばれ、がっつりお腹いっぱい食べたい若者や男性客を中心にカルト的な人気があるそうです。
また、二郎系ラーメンには独特のコール(注文するための用語)があり、初めての人は戸惑うと言われています。
二郎ラーメン、呪文を言い間違えたらキレ気味で訂正されました。ラーメン食べるの、こんなに難しいとは思わなかった。
— ペジ (@32495648) 2017年12月15日
ラーメンの味や店の雰囲気は?ドカ盛マッチョの感想
盛り盛りのもやしのインパクトが強いですが、麺・スープ・チャーシューそれぞれが個性を持ちつつ繊細な風味があり、ハッキリ言ってめっちゃ美味しいです。
店の内装や皿や盛り付けを変えれば、高級なラーメン店で出せそうなクオリティだと思います。
- チャーシュー
チャーシューは、見た目よりもスッキリした味わいで、脂っこさが無く、柔らかくてさっぱりですが、肉をしっかり食べている感があります。後味にしっかりと塩味を感じるので、噛み始めから、飲み込むまで、終始変化を楽しめます。見た目以上に深い味わいでした。
- 麺
自家製の太麺は、普通のラーメンとうどんの中間くらいの太さがあります。歯ごたえがあり、太い麺にスープがしっかり絡みます。二郎系でしか食べられない独特の麺は、ジロリアンという熱狂的なファンがいる理由がすこし分かります。これは病みつきになりそうでした。
- やさい
もやしとキャベツを茹でたものが、やさいです。ただ9割はもやしという印象で、いたって普通です。
- スープ
スープは3種類から選べますが、今回は「しょうゆ」味を注文しました。最初に突き抜けるようなかなり濃い目の醤油味を感じ、その後からやってくるほのかな甘みが印象的でした。
徳島というスープもありますが、おそらく徳島ラーメンは甘味が特徴なので、そっちのスープだと、もっともっと甘いのでしょう。
写真で白く浮いているのは、おそらく背油か、豚肉のだしを取っているガラのようです。本当に盛り付けさえ変えれば、高級なラーメン屋さんで出せるクオリティでした。
- 雰囲気
超がつくくらい庶民的な雰囲気です。女性が入りやすい雰囲気とは言えないものの、カップルできている人もいます。店内はかなり狭いです。
聞かれることは3つだけ!「ドカ盛 マッチョ」でのラーメンの頼み方
二郎インスパイア系のドカ盛 マッチョ 三ノ宮で聞かれるのは、大きく「スープの味」「麺の量」「トッピング」の3つだけです。
- スープの味(しょうゆ、塩、徳島)
- 麺の量(並、中、大)
- トッピング(野菜、背油、魚粉、にんにく)
トッピングについては、それぞれ量を(ちょいまし、まし、ましまし)などで調整できます。
トッピングに関して特に何も言わなければ、にんにく抜きのちょろっと野菜、背油、魚粉が入ったラーメンになるそうです。
チャーシューの量は決まっているので、チャーシューを追加したかったら券売機で買いましょう。
ただ、初心者にはこの時点で”わけ分からん”という人もいるでしょう。
とりあえず無難なラーメンを食べたい人は、男性ならば
ラーメンで麺の量は”並”
スープの味は”しょうゆ”
トッピングは”野菜をちょいまし”
がおすすめです。これが僕が個人的に考える無難なラーメンです。
麺は並が一番少ないサイズですが、普通のラーメンの大くらいボリュームがあります。にんにくについては、言わなければ、最初から入っていないようですが、絶対に入れたくない場合は一応”にんにく無し”と言うのが無難です。
野菜の量はデフォルトだと少ないようなので、濃い目のスープとボリュームのある麺とチャーシューとのバランスを考えると、トッピングで「野菜ちょいまし」くらいがちょうどいいと思います。
では実際に注文のが流れを紹介します。
ドカ盛 マッチョ 三ノ宮店の注文の流れ
お店の前で行列に並びます。
しばらくすると、店員さんが「食券買いましたか?」と聞いてくるので、その時に店内の券売機で券を買います。店内はかなり狭いです。
左上のラーメン並を押して、再び外で待機します。
しばらくすると、店員さんがまたやってきて「例の3つのこと」を聞いてくるので答えます。あるいは、「にんにく入れますか?」と聞かれるかもしれません。
でも、こちらが伝えるべきことは、3つです。
- スープの味(しょうゆ、塩、徳島)
- 麺の量(並、中、大)
- トッピング(野菜、背油、魚粉、にんにく)
良く分からなければ、下記のように伝えれば無難なラーメンが注文できます。
「スープはしょうゆ、麺は並、トッピングは野菜ちょいまし」
店員さんは、その内容を食券にメモして、またこちらに返してくるので、それを持って待ちます。
店員さんに呼ばれたら席につき、食券を渡して、セルフのお水を入れ、ひたすらラーメンを待ちましょう。
店員さんによって多少違うのかもしれませんが、だいたいこのような流れになるはずです。
二郎ラーメンと言えば「注文方法を間違えると怒られる」という噂があったので、少々不安はありましたが、
ドカ盛マッチョ三ノ宮店さんは優しそうな店員さんだったので安心しました。分からないことも、聞けばなんとかなるという雰囲気でした。
大ラーメンには注意‼
隣に座っていたおじさんは大ラーメンを食べてました。大きさが伝わるか微妙ですが、大のラーメンはこんな感じ。並の3倍くらいありそうです。
ドカ盛マッチョ 三宮店
ラーメン大 ニンニク抜き
魚粉背脂野菜カラメマシマシ
取り敢えずこれで今日一日突っ走る pic.twitter.com/WExG2cc02k— おてん (@OsTriNde) 2017年8月6日
大ラーメンは、こんなの食える人いるのかってレベルで、本当に怖くなるくらいデカいです。食べ物に恐怖を感じるの人生初です。笑
さぞかし大食いなんだろうなと思っていたら「すいません。」と言って、半分くらい食べ残して帰っていきました。
!!!!!!!
僕が食べている並ラーメンと同じくらい残っている…よほどの大食漢でもない限り、「並」にしとくべきです。
まとめ
神戸の中心街三ノ宮に駅徒歩5分で行ける二郎系ラーメン店「自家製太麺 ドカ盛 マッチョ 三ノ宮店」はとっても美味しかったです。
ここでしか食べられない唯一無二のラーメンが味わえました。関西ではなかなか食べられない二郎ラーメンの雰囲気が味わえるおすすめのお店でした。
【アクセス】阪急三宮駅北野坂方面出口から徒歩ケンタッキー・フライド・チキンを目印にビッグエコーの脇の通りを北に30メートル。三宮駅(神戸市営)から23m
店名 | 自家製太麺 ドカ盛 マッチョ 三ノ宮店 |
営業時間 | [月・火・水・木]11:30~15:00 17:30~24:00 [金・土・日・祝]11:30~15:00 17:30~24:00 |
住所 | 兵庫県神戸市中央区北長狭通1-3-13 |